2020年3月4日にフォーラムへ投稿した内容とほぼ同じです。
スイスGotthardの写真を見ていると、スイス機のRe4/4 IIやRe460などがたくさんありますがDBのBR185も重連で貨物を牽引しているものが写ってます。
そんな風景に憧れて、88481 BR185が発売された2006年頃に2両購入しておりました。DCC化はDE25で出来ておりましたが、モーターのメンテナンスとか面倒になってお蔵入りしたままでした。その後もBR185のスイス乗り入れ用の4パンタグラフモデルが製品化されることもなく(Re482とかいろいろ出ましたが)まあ、そのうちいつかは改造しようかな・・くらいでした。
TRAXXと呼ばれる規格を元に鉄道会社向けにカスタマイズされているようです。DB用は内側の2つのパンタグラフだけが基本ですが、他の国に乗り入れ用に外側のパンタグラフが追加されたりします。SBBのRe482も同じ規格なので、外側がSBB用で内側がDB用です。交流で電圧も同じなんですが、実物はシューの長さが違う(SBBは短い)ようです。
コアレスへの換装でなかなか走りも安定するようになったので、重い腰を上げてパンタグラフの改造に。。
元々、メルクリン純正のパンタを余分にパーツとして持っていたのでそれを固定してしまうつもりだったのですが、ロクハンのパンタグラフが分売されているのでそちらに変更することにしました。写真は屋上機器(と言っても配線1本)と純正のパンタを外したところです。プラ板で穴を開ける治具を作りました。
治具に差し込んでどんな感じになるのか見ているところです。もうちょっと前の方かもしれませんが、小さいので気にしないことに。前に改造したES64F4との比較が右です。
穴あけの前に元々パンタが付いていた部分のモールドを削ります。架線集電切り替えの穴もいらないのでプラ棒を差し込んで穴を塞ぎます。
ちょっと荒いですが、平らにしてグレーに塗りました。
パンタを接着したところ。パンタ下部は本物と違うかもしれませんが赤で塗装してます。屋上の配線も元に戻します。細くてすぐ折れちゃう部品です。昔はこれも予備パーツで出てきたんですけども、今はどうだか?
細かいことを言えば、写真奥に見えるRe482が兄弟車なので同じように配線は2本走るはずなんですが、今回は付けてません。
シルバーで塗装するとそれなりに見栄えはしますね。下回りに被せて完成ですが、やっぱり大きなカプラーがカッコ悪いですね。本物の写真にあるようなサンシェードとかを表現するために、ICテープを貼ってあります。これは購入当時に加工したものですね。スノープラウも確かカプラーに置き換えるようなものを作成した憶えはあるのですが、さすがに15年以上経っているとどこにいったのやらわかりません。
ライトを点灯させて気が付いたのですが、1両だけ高輝度LEDに変更して本物が4灯なので外側だけ点灯しているように改造してありました。本物は4灯でロービームが外側です。右の後から出たメルクリン製品だと塗装でライト部分が塗られていたりします。その後はあまり見ないので、これは面倒だったのかもしれません。
2両完成しました!
高輝度LEDへの変更
ライトはこんな感じで切り替わります。
高輝度LEDは白と赤をこんな感じで取り換えています。
バッファー部分を改造してカプラー外れを防ぐ
BR185以外にBR189やらRe482とかボディが長いやつは、シャーシの金属部分はRe460やBR101と同じですがプラパーツで延長されているんですね。
先端部分にかけて垂れ下がっていると、カーブで台車が曲がったときにバッファー下部分に当たってカプラーが下向きに押されます。毎回、外れるわけではないですが時々連結されている車両が残されてしまいます。
ボディが長くないやつはどうなっているんだろうと今更ながら見てみると、BR101は車体側にバッファーパーツが付いています。BR101もRe460も下回りは共通(台車は違う)なので、こんな構造なのかも。同じようにバッファー部分をカットして、車体側に接着した方がいいのかもしれませんね。
カットすることにしました。先端部分をカットしてこの部分をボディ側に接着です。
さらに少し切って当たらないように。黄色がカットした側で、赤枠がオリジナル。オリジナルのときはこの部分に重りでも載せて重量増やせないかと思ってましたが。。
BR185じゃなくてBR189なんですが、赤いボディじゃなくてライトユニット部分に接着しています。この方がいい感じかと思います。