5-5. 手前ランプとループ(Gotthard2)

手前ランプ部分で勾配を登った先のオレンジ枠部分をR220、R195に変更してその先に黄色枠のループを追加して高度を稼ぎます。

 

手前ランプ部分は、ATLASのフレキシブルレールを使用するため、ロクハンとの接続を試してます。隠しヤード部分は、ATLAS製の55レールジョイナーを使ったのですが意外にもロクハンジョイナーの方がレール面が合うことがわかってこちらを使用することにしました。ロクハンがコード60(大体ですが)ATLASがコード55なので、約0.1mmほどレール高さに違いがあります。ロクハンのジョイナーはレール頭部をつまむような構造なので良いのでしょう。ステンレス製で半田付け出来ないのが玉にキズですが。

 

レール下の高さ調節には、市販のコルクシートをカットしました。NEM122規格を見て16mm幅にしてあります。

カーブは8mm幅にカットして2本を並べて使います。

 

コルクシートは、ダイソーでも売っていたみたいですが「もう扱ってません」と言われたのでAmzonで裏面に両面テープが貼ってあるタイプを購入しました。

切ってみると意外と多いですね。

 

ちなみにギャップはロクハンのギャップは高いので、ATLASの55レール用です。Zゲージ用のATLASレールは日本国内で入手困難ですが、ギャップジョイナー、普通のジョイナーはKATOで扱っていると思います。米国で売っている値段とほぼ同じくらい(レート計算で)なので良心的です。

手前カーブも外側が小さい半径という変な構成になりましたが、この先はフレキシブルレールなので曲げればいいこと。

 

前回のレイアウトでは、複線間隔とカーブが不均一だったので気を付けながらコルクを貼りました。R500くらいのカーブです。

R195とR220の先にはR490を入れて、この間にギャップを入れてます。(外側は後で外すことになりますが)

 

レールを固定してから両脇をカットして、クッキーカッター方式みたいに持ち上げているところです。

 

勾配の開始部分とループへの接続部分です。

 

アングルメーターで確認したら、1.5%と2.6%なのでイイかな?と思って固定したのですがこれが誤算でした。

 

水平方向も確認して、車両も並べてこんな感じで登るといいな・・と。

 

ループ部分はMDF材を切り貼りして作りました。丸く切り抜けばいいじゃん!というご意見もあるかと思いますが、ホームセンターで細く切ったものがたくさんあるのです。なんで細切りにしてもらったのか忘れましたが、大きいまま残しておけばよかったです。

このループ部分は、マイクロトレインズの道床付きレールです。R195の手持ちがほぼなかったので仕方なく・・

フィーダーレールもあったので、ジョイナーが多くなるのは嫌だなと思いつつ残しても使わないだろうということで使用しました。

 

レールへ金属が触れているだけの構造なので半田付けすることにしました。後からは手が入らない部分ということもあり、接触不良がでると困ります。

 

レール部分の半田と手前のコード接続部分も曲げて半田しました。ここには直接コードを半田します。

 

同じ米国製のマイクロトレインズとATLASはコード55で高さは同じものの、レール頭部の太さが違います。この程度では車輪のフランジが当たるとか走行に支障は出ません。

勾配を切り抜くと手前のスタイロフォームがグラグラになったので、固定しているところです。ついでにループを載せる支柱も適当な長さに切ってます。

ループ部分は、ツギハギのMDF材なのでレールを先に固定してしまいましたが、これをATLASのフレキシブルレールへ接続するのが大変でした。ループ部分を支えつつ、4本のレールを同時に差し込む+ギャップジョイナーが大変刺さりにくいと・・

 

仮で支柱を立てて、置いてから差し込んでいるところです。

 

やはり気になるので、試走してみることにしたのですが途中でスリップして登りません。アングルメーターで確認すると4.5%とか3.7%です。どこで狂ったのかわかりませんが、もう一度切込みを入れて調整しました。ちなみにこのRe4/4と5両の編成(ゴッタルドパノラマ)が一番非力な編成となります。

 

調整後は、なんとか登れるようになりました。

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