1.ハンディレイアウトの制作過程

’08年の暮、天袋の整理をしていたら、21年前に購入した8mmビデオカメラ、Sony Handycam-V90のハードケースが眠っていました。
ビデオカメラ本体は子供の成長記録に活躍しましたが、3年ほど前、8mmからDVDビデオへのキャプチャ中に故障して廃棄されています。。。
このケースの外形寸法は“400W*290D*145H”とA3サイズよりちょっと小さいながら深さがあるので、内部のクッション材を取り外して線路を配置することに。。。あまり持ち運びには格好いいデザインではありませんが。
ハンディカムケースのリサイクル利用なので、「ハンディレイアウト」とでも呼びましょう !

     

PECOのフレキシブルレール(SL-200)を使った125Rと110Rの組み合わせです。このくらいのRなら普通の動力車も運転できそうです。

上下段ともベースボードはシナベニヤの4mm。
電動ジグソーは切り口が汚くなるので使いません。カッターで切り出しましたが、思ったより簡単でした。
敷地周囲はレンガ風の壁とするので、この壁受けを兼ねて柱で支える構造としました。
     

PECOのフレキシブルレールはメルクリン製より柔軟性があって曲げやすいのですが、微妙にレールの太さ、枕木の間隔&高さが異なるのでメルクリン製との混在使用には難があります。ジョイナーも専用のものが必要です。
曲線部での接続には「プチ」を作った時に懲りているので、敷設前にジョイナーで接続してからもう一ケ所の接続部が直線部分に来るように位置を調節して、画鋲で仮固定してから釘打ちです。(PECO製は枕木に釘孔が無いので0.5mmのピンバイスで穴あけしています)
最終的に長さを切り揃えてから接続します。

     

スチレンボードで壁の下地を接着して、レンガシートを貼付け。トンネルポータルを取り付けます。
     

電源は「プチレイアウト」と同じ単三乾電池6本を内臓させました。内部が狭くて6本用電池ボックスが納まらず、2本用を三ケ所に分散して配置です。
単三型のアルカリ乾電池は、100円ショップで販売されている一部には能力不足のものがあることをはじめて知りました(大手M社製だったので意外でした)電圧は各1.6V以上あるので消耗しているわけではないのにBR89がやっと動く程度。電流が足りないのでしょうね。その点Panaのアルカリはさすがに高いだけあって余裕でなんでも元気に走りますね。4倍ほどの価格差があるのがちょっとつらいところですが...

1年以上前に原型師の山崎さんから頂いた「手作りの石橋」が2個あるのでこれをなんとか使いたい。
ストラクチャを収納する関係で、レール内側を全部低くした2段構造としましたが、橋の高さが38mmなので、レイアウトの高さ関係はこれで決まっています、、。

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