1-4. SLのロッド追加加工

2005年8月28日

ZゲージのSLはロッドが省略されていてちょっとなぁ・・・とお嘆きの貴兄に、多少なりともロッドの動きが楽しくなる一品です。

こちらはWEST MODELが出しているSuperdetailed Running and Valuve Gear Kitです。写真に写っているBR003が今回の加工対象です。こちらのキットはASPEN MODELSから購入できます。

ちなみにこちらが加工前のオリジナルのロッドです。ま、確かに省略はされてますがこの小ささでメンテナンスもできる状態にするにはこれが限界だと言えますね。

このキットの中身はこれだけ。エッチングのパーツにクロスヘッドやエクセントリッククランクがすでに取り付けてある状態です。

こちらは取説。幸いにも英語でした。とりあえず、メルクリンのロッドは全部取り外してからこのキットを取り付けなさいって書いてあります。一番先頭の車輪にはクランクピンは取り付けない・・う~ん。。

しばらく絵を眺めながら、エッチングパーツのどこで切り出すのか考え込みました。

このBR003はDCC加工してあるので配線とか外すのが大変。

メルクリンオリジナルのロッドをバラしてしまいます。

キットからパーツを切り取って、クロスヘッドガイドを曲げた状態です。上はメルクリンオリジナル、下がWEST MODEL製キットのパーツです。赤いのは私が塗っているからでキットは塗装されているわけではありません。

クロスヘッドガイドにクロスヘッドを通して(ちゃんとクロスヘッドがガイド上をスライドするんですね!)固定してから、ロッド類をピンで固定すれば完成です。オリジナルのクランクピンは最後尾の車輪に留めるだけであとの2本は使いません。

最初はパーツを切り出すのに悩みますが、それほど組み立て自体は難しくありません。クロスヘッドガイドの取り付け用に直角に曲げるときに気をつけないと長さが合わずに歪んでしまいます。

これでフルロッドにはならないんですが、オリジナルよりは動きがあるロッドになります。

左が加工前、右が加工後の状態です。


こんな感じで回ります。

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