1-3-4. デコーダーを搭載する(Re460 編)(DCX74)

Re460は海外のHPにもDCC改造について解説されていますのでごく簡単に説明しますね。


Re460はヘッドライトがLEDですので、元の基板を改造しながら進めます。上の写真は改造前の基板の裏表です。

ボディの方は真ん中の出っ張りがデコーダーに当たってしまいますので切り取る必要があります。斜めに前後に付いているのがLEDユニット。これは基板に直接チップLEDが付いているタイプなので、白色LEDに変更とか簡単にはいきません。パンタとの接続金具も邪魔になりますので取ってしまいましょう。


海外のHPだと基板を2つに切ってますが、DCX74は高さ方向が薄いので基板上に貼り付けることが可能です。ですのでなるべくLEDへの配線が少なくなるよう一部分だけ切り取ってます。パターンカットは必要ですね。架線集電と線路集電を切り替える端子も邪魔ですのでいずれにしても基板をカットすることは必要になってしまいます。

手前のがデコーダー搭載状態です。奥のは基板を使用せずに直接配線して白色LEDを取り付けた例です。

ボディで切り取っている部分は黄色の矢印部分です。奥の方なのでニッパーで切り込みを入れてもぎ取るような強引なやり方で切り取りましたが割りと平気でした。下のボディは白色LEDに変更している方なので、運転席窓の遮光をしています。

白色LEDとオリジナルのLEDです。DCCだとこんな感じで2台が近づいていくなんてことも可能で楽しいですね。


白色LEDの方はまだ下側の遮光をしていないので光が漏れてます。

改造前の状態だとヘッドライトと反対側のテールランプが点灯するのですが、オリジナルの基板を使用して改造するとテールランプを点灯させることができません。これは元々極性を変えることで切り替えているからです。LEDがボディ側に付いているので改造も困難です。ま、先頭になっている時にテールランプが点灯しているのも変ですからこれでいいかもしれません。プッシュプルの後尾になっているときはテールランプを点灯させたい気もしますが・・・。その場合はやはり左側のようにオリジナルの基板を使用せずに前後にもう一個ずつテールランプ用のLEDを追加することが必要です。ただし、Re460の場合赤く光るのではなくて下側の向かって右のライトだけが点灯するので改造が面倒です。

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