オランダDigikeijs製 コマンドステーション DR5000を購入しました。
すでに組み込んでいる写真で申し訳ないです。左の青いケーブルがLANでPCに接続しています。中央の赤い2本の線が線路への出力です。その隣の白い電話ケーブル(RJ-12)はフィードバック用のR-BUSです。コネクタの表記は「XN+FB BUS」になっており、LenzのXpressnetとRocoのR-BUSと互換(両社ともベースはXpressnetのようです)。
付属品は、ACアダプタ(15~24V可変)とUSBケーブル。
その他、S88バス、LocoNet、RS-BUS(Lenzのフィードバック用)、Wifi(スマホ等端末接続用で制御のPC用ではない)、USB等々が搭載されており、EcosやメルクリンCS系のようなGUIは搭載されていないもののインタフェースでは最強です。
これで159.95ユーロはかなり安い。。
RocoのZ21もそうですが、GUI搭載はきっぱり諦めて今時はみんなスマホやタブレットを持っているのでそれで制御するということで本体が安くなるなら良いですよね。もっともZ21の場合は大きなWifiルータが別に付いてくるので、こちらの方がスマートではあります。国内の技適とか取ってはないので使うと違法でしょうが。
マニュアルはWebサイトからダウンロードできますが、あまり更新されていないです。。
LANがDHCPを基本に考えられているようで、Staticの選択はあるものの基本的にDHCPが必要みたい。IPアドレスが割り振られるとWifi側も使えるようになるので、Wifi側だけ使うということはできません。
プロトコルはXpressnetやLoconet、Z21とかあって操作するソフトによって決めるみたいですが、Rocrailの場合はXpressnetだと遅くてミスが起こるのでLoconetを選択するようにRocrailのWebサイトに書いてあります。
ちなみにZ21を選択するとRocoのZ21アプリで操作できるようになります。いいのかなぁ?
これがデフォルトで付属しているソフトです。使えなくはないけれどもかなりシンプル過ぎてイマイチ。左端のFB-BUS Monitorはアドレスが17ばかり出てちょっとおかしい。。
LAN側のプロトコルを切り替えてPCから制御できなくなるとUSBで接続して変更しなければならなくなります。
マニュアルには上記のような絵が描いてあって、フィードバックモジュールが最初の3個はR-BUSで接続されていますがそのあとの2個はS88バスになっています。
LAN側のプロトコルとインタフェースがどういう風に紐づけられるのかよくわからなかったのですが、LAN側は制御するPCのソフトのインタフェースに依存するだけで、BUSはとりあえずつないでしまえばLAN側になんでも返すようです。ただ、アドレスなんかはS88やらR-BUSのものになりますが。フィードバックモジュールを接続するのであれば、なんでもOKなので最強かと。
出力電圧の制御は無いので、Zだと電圧をドロップさせるダイオード等が必要になります。