SZL Re6/6のDCC化

(2010-05-22)

オフミで拝見したかがみさんのRe6/6を見て、
その作り込みにすっかりヤラレまして導入してしまったRe6/6 Usterです。
Take-to3さんに教えていただいたDCX75を使って、DCC化にチャレンジしました。

◆デコーダ搭載位置
モーターの上に基板が無いため、
フライホイールの上のフレームを削って、
デコーダ搭載スペースを捻出しています。

フライス盤で1.2mm削り、
絶縁の為0.2mmのプラ板を貼っています。

◆モータ端子
モータの端子はフレームに内側から接触して給電する方法の為、
フレームに貫通穴をあけて、外からハンダ付け。
ケーブルのルートも切削です。

◆電源端子
電源は、シャーシの前後のねじに、
ラグ端子で固定。
(+ねじの出来が良くなかったので、六角穴付きボルトに交換。)

◆ヘッドライト
デコーダ側のLED基板は、スプリングと、スプリング固定の端子を外しています。
ケーブル引き出し部のショートと、ケーブルへのストレスを避けるた めです。

デコーダと反対側に板金で電極を作り、
電極は1KΩの抵抗で、電源の黒側のラグ端子に接続。

電極からLED基板のスプリングに給電。
前後のLED基板 は、ボディ側で並列に。

◆組み立て
作り込みのこだわりが売りの車両ですが、
工業製品というよりは、手作りの良さみたいな感じです。

モーターに巻いてあるテープで、歯車の噛み合わせが調整されていたり、
台車が下がり、ポイント部にひっかかりやすいなど、
調整が必要な箇所もあります。

丁寧に、元通りになるよう組み立てます。

モーター端子への配線部が、窓からちょっと見えてしまいますが、
他は問題なく組み上がりました。

なお、ボディと合体させる前に、各部の絶縁をテスターで確認。
レール左右のショートも無いことを確認。
DP1で設定を行い、走行試験は充分実施しています。
DCX75のデフォルト設定でも滑らかに走りました。

騒音が大きい、挙動が変、といった場合は、
組み立てに問題がある可能性が高いです。

カメラがちょっと斜めでした。

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