ちょっと小さめトランクレイアウト

2007年1月1日以前の旧サイトからの記事です。

せっかくだから何か作ってみようかと思い立ち、ホームセンターで小さめのアルミトランクを買ってきました。
GOOD GEARなる格安の電動工具メーカーのロゴがついてる工具箱で(後で別のホームセンターに行ったらロゴのついてないのがあった!)、内側は発泡ウレタンのようなものが貼ってあります。サイズは25cm×35cm程度です。
化粧ベニヤを内側に埋め込み(脱着可能)、サーフェイサーで目止めをしました。レールはメルクリンのフレキシブルを2本。正確には1本半くらいでしょうか。道床は・・・面倒なので省略・・・。格好つけるためにバラストは撒いてみました。電源は、パワーパックを使います。そのため、リード線を外に出せるようにしています。悲しいかな、電気工作の知識がなくて、コントローラーを自作できません。一応、右手前には設置するスペースを作ってはいるのですが。まあ、いっか!
KATOのフィールドマットを貼り、ノッホの針葉樹を適当に植えてみました。家は丸太レイアウトから都合で取り外したものと、これとセットになっていて使わなかったものを、これまた適当に置いてみました。家には明かりがつくように豆球を仕込んでありますが、3vの電球なのでパワーパックからではなく、乾電池で点くように加工予定です。12vの電球もあるのですが、使わなかったのには理由がありました。それは後ほど。

左奥の家の前に、他の木とは違う木が1本だけあります。電球を3vにした理由はこやつにあります。この木は以前作ったクリスマスツリーで、光ファイバーを90本近く仕込んであります。
本来は丸太レイアウトに設置しようと思って作ったもので、光源はクリスマス用のファイバーツリーについている、ファイバーがいろんな色に変化する仕組みになっているものを流用する予定でした。でも、この光源はトランクには使えないので、3vの点滅式ムギ球を使うことにしました。ということで、家の光源も3vのムギ球を使い、こちらはなくても運転には支障がないので、別途乾電池で点灯&点滅させることにしたのでした。電気工作が得意な皆さんなら、LED等を使い、しかも自在に点滅させることができることでしょう。
列車は、何の計画もなしにただ「Zゲージやってみたい!」と思い立った時、何の知識もないままに初めてヤフオクで落札したものです。今でもお気に入りです。機関車のカプラーが壊れているので、前と後ろを付け替えました。カプラーを止めるピンさえあれば直るのですが、それが手に入りません。私の手元に来た時には、アロンアルファでくっつけられていました。
あとはいろいろ加えていくだけですが、肝心の駅舎がありません。いずれ小さめの駅舎を探して取り付けようと思ってはいますが、オフミには間に合いそうもありませんね。とりあえずチャチャッと形にして持参しようと思っています。言うまでもなくカーブはきついので、大きな車両は動きません。でも、小型のものなら意外とストレスなく走ります。無計画な上、ストーリー性もなく、ゆえにリアリティーの追求もしない、行き当たりばったりのやっつけ仕事。それでも、まあいっか!

適当な駅舎を探していた小生のミニトランクですが、関西オフミ終了後になんとボスか○みさんが横浜から建築資材をお送りくださいました。おもちゃの缶詰のように、いろんな楽しいアイテムが一緒に届けられ、中には労働者の皆さんも入っておりました。「早速建ててくださいな」とお願いしたのですが、待てど暮らせど動く気配がなく、「おかしいな~」と思って再度お願いしたら、線路の保安員の方々でした。こりゃ失礼!
というわけで、自分で建てて早速置いてみました。大きさといい形といい、ピッタリです!
駅舎完成と共に、家も増えました。一軒は移設したのですが、もう一軒は新築されました。ベランダのある素敵な家で、小1の息子は「これは僕の家」と購入に名乗りをあげました。
ところが、妻は「なんだかベランダが物干しみたいで素敵じゃないな~」とのたまいます。それで、皆さんのレイアウトにある同じような家をチェックしてみたら、なるほど、スノコのような屋根部分を皆さんは取り付けてなかったんですね。いやはや、確かにあれがないだけで雰囲気ががらりとかわりますね。後ほど撤去することにします。

皆さんのレイアウト等と小生のトランクを見比べていると、やはり地形の変化というのがとても重要であるということがわかりました。そこで安易な発想ですが山を作ってみました。
割り箸で骨組みを作り、ブラスターに浸したティッシュペーパーをペタペタ貼り付け、乾いたところでさらにブラスターを塗りたくって完成。デコボコ感を出そうと雑にやったら、本当に雑な仕上がりになってしまいました。まあいいや。
色を塗ったら雰囲気が出るかと思って、グレー数種を適当に塗り重ねていったら、とても奇妙な風景に・・・。「雪が降ったの?」と妻。な~るほど、それでいこう!クリスマスツリーもあることだし、初冬の風景だ!


ということで、行き当たりばったりのYB(Yororay Bahn)3号線はどこへむかっていくのでしょうか・・・。


小さめトランク 雪景色編

ミニトランク(ヨロレイ3号線)に雪を降らせる計画を実行しました。
事務用スプレーノリを真上から吹き付け、「新雪」と表示されたパウダー(大理石を粉々にしたとか)をクリスマスキャロルを歌いながら撒いていきます。すると、こんな感じになりました。
妻に見せると、「カビが生えたの?」
この遠慮なしの感想によって受けた衝撃は、脳幹に錆びた五寸釘を打ち込まれたのと同等でありましょう(経験ありませんが)。でも、確かに汚い・・・。初雪が降った頃、というイメージだったのですが、ハッキリ言って失敗です。ひいき目に見ても、雪というより霜です。
こうなりゃヤケだ!ということで、その上からアクリル塗料を塗りたくってみました。色はもちろんフラットホワイトです。ただし、屋根の上は完全に塗りませんでした。せっかく他の色で塗装したので、それを消したくなかったのと、初雪の時の屋根の雪って、ちょっと陽が差すと屋根の地色が見えるようになるからです。

芝生紙を貼ってあるところは塗料を吸い込んでしまうので、塗料があっという間になくなります。道路にも塗りました。牧場予定地には木を植えてごまかしました。もちろん、木にも塗りました。
実は、スプレー糊は乾燥しきらないのか、はたまた乾燥してもそういう性質なのか、わずかにベタベタ感が残ってしまうようです。そのため、パウダーを振りかけただけの状態の時はわずかですがベタベタしていました。でも、塗料を塗ったところ、その点は解消されました。

私の住んでいるところは豪雪地です。昨冬の最深積雪は、我が家のある市街地でも305cm、累積降雪量は1300cmを超えました。ジャングルジムもブランコも雪の下、玄関を出たら雪の階段を上がって道に出ます。
そんなわけで、こちらの雪景色は雪に何かが埋もれているといった感じ、言い換えるなら「景色」というより「雪そのもの」になってしまいます。でも、降り始めならとても綺麗です。そんなイメージにしたかったんです。

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