6.湖畔新線

現在単身赴任中の身で、東京と週末埼玉の二重生活を強いられております。レイアウトの制作は土日の自宅、ストラクチャの組立等の細かい作業は東京の別宅で進めております。
東京ではレイアウトに手を出せないため、あれこれ妄想が膨らみます。
NHKの「趣味悠々」の第5回目でレイアウトを横切るプランを見て、こんな列車の動きもいいなと思ったのがきっかけとなりました。ただ、このレイアウトでは往復運転には距離が短いし、ダミーの線路とレールバスを置いておくだけでも絵になるかなという感じでした。

ここで、以前制作した「プチ」で、R100以下でもとてもスムースな走行が可能なことを思い出し、フレキシブルレールで連続運転できるように挑戦してみました。
レールのメンテナンスと脱線時の復旧のため、下部の開口はできるだけ確保するようにトラックベッド(W=25)を増設です。
4mm厚のシナベニヤに9mm厚のベシナニヤで補強しています。
両側のカーブはR=100としています。

このレールは「プチ」に使ったものと同じで、PECOのフレキシブルレールです。(L=610mm・2本)
「プチ」の制作では、R=97の円の途中で接続するのに大変な思いをしたので、今回は直線の所で接続するようにしましたが、ジョイント金具が小さくて、板厚もあるのでレールの接続にはちょっと手間取りました。
接続部は念のため外側をハンダ付けしています。レールに塗装すれば目立たなくなるでしょう。
枕木はメルクリン製に比べてちょっと太めです。

このレールはメルクリン製のフレキレールより大分柔軟性に富み、曲げること自体は簡単です。押しピンで仮固定してから釘で止めます。
ただ、このレールには釘穴がないため、ピンバイスで0.5mmの穴を開けました。
トンネルポータルはNoch44420ですが、非電化区間ということで高さは約5mm切り詰めています。

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