新潟オフミ in Yuzawa(2007.1.20~21)

夢にまで見た温泉一泊オフミ、まさかとは思いましたが実現しちゃいました。力及ばずながら幹事をさせていただきましたが、根が大ざっぱなもので、「始まってしまいさえすれば、後は皆さん自由に楽しんでくれる」と、準備が終わった時点ですでにお役御免と考えていたお気楽幹事です。

ホテルのロビーで待ち合わせましたが、BORAさんのレイアウトが目印になったのか、初顔合わせの方同士も無事にお会いできたようです。お部屋まで荷物を運んでくださった仲居さん、「私たちが触っていいものだけ、お部屋までお運びいたします。」賢明な判断ですね。

さて、今回の参加者は9名でした。
オフミは皆勤賞、おなじみボスのかがみさん
走行より製作派、大型レイアウトは今回も注目の的、BORAさん
ZからHOまで関西異種格闘技王、実はいつも密かに笑いを狙っているTOTOさん
オフミは初参加、枕元には常にSpur Z Roomの資料という勉強熱心な今野さん
いつでもどこでもムードメーカー、ななつぼし☆さん
移動中から活躍していたというピクニックモジュール持参は静山さん
芸の細かさはピカイチ、前回に引き続き自転車で話題をさらうはRyoさん
山口県から段ボールひと箱分の車両を抱えて初参加、ARIESさん
そして、何があっても「なんくるないさ~」迷幹事、ヨロレイ
以上です。
とりあえずお茶を飲みながらオリエンテーションと自己紹介なんぞをやりましたが、写真はございません。
なにやらフライング気味に静山さんのピクニックモジュールが展開されつつありますが、いつまでもお茶を飲んでても仕方ないので、ここはひとつ遊び始めましょうか!

そうそう、これを忘れてはいけません。今回はこれを楽しんでいただくのでした。

新潟の地酒~!Ryoさんも屋久島の焼酎を差し入れてくださいました。さあさあ、どんどんやってくださいね~。日本酒は後が怖いという方に朗報です。二日酔い防止には、チェイサーを欠かさないことです。日本酒と同量か倍以上のお水やお茶を飲みながら楽しめば、酔いもほどほど、二日酔いもなしです。

BORAさんレイアウト、車両無しの状態です。スコープトレインが走ったり、DCC運転したりはもちろん、この後車両だらけになります。
レイアウトについてBORAさん曰く「凝るとキリがないから、省けるところは省いた」なるほど、バラストを蒔いた後に線路を敷設するなど、パッと見にはわからない省力化がされています。
その一方では、関東忘年会の時にかがみさんとお約束されたというヤードが完成していました。4編成分がここで待機できます。これはうらやましすぎます。

17時過ぎにようやくお風呂タイム!でも、写真は無し(見たくないって?)。
お風呂から戻るとまもなくお食事です。ちゃんと案内板やお料理のお品書きに書いてありましたね、「Spur Z Room御一行様」って。

盛り上がってきたところで、ななつぼし☆さんが一人芝居をご披露くださいました。お題はえ~と、銀座ショールーム、だったかな? ななつぼし☆さんはかつて舞台俳優として活躍した経歴をお持ちです。
おおっ、必殺技が炸裂か?!「このお店、誰もイナバウア~」決まったぁ!
いかがでしょう、解説のかがみさん!
「よくわかりません。」
そうですね~。オヤジギャグは原点、もとい減点です(笑)。

ふと時計を見ると、21時を過ぎてるじゃありませんか。隠し持ってたお酒も無くなったことだし、お部屋に戻りましょう。そして、お楽しみのお年玉争奪大ジャンケン大会の開会です。スポンサーはかがみさん。貨車多数、エッチングの小物キット、オリジナルの三段ショーケース等々。他に、TOTOさんからメルクリンボールペン、静山さんからはたき火演出用ライトなどをご提供いただきました。

ルールは簡単。全員ジャンケンで順位を決め、勝った順に好きなものを一ついただきます。景品がたくさんあったので、それを3回も繰り返しました。皆さん、にこやかな表情ですが、けっこう瞳の奥にはメラメラと炎が・・・(笑)。

ARIESさんは、車両に関する知識やこだわりがかなり深いようで、私のような見た目だけで車両を選ぶ者にはまるで太刀打ちできません。ジャンケン大会でも、見事3両の貨車をゲットしました。大盛り上がりで皆さんニッコリ。ありがとうございました。

さて、遊び部屋に戻ります。

こちらはRyoさんの車両ケースです。フタを開けて足を装着するとそのまま展示台に早変わりという優れものです。その前にあるのはかがみさんの三段ショーケースと、早速並べられた3/6機関車3両です。上段からRyoさんの75周年ラインゴルト、中段ななつぼし☆さんのオリエントエクスプレス、下段はヨロレイのラインゴルトです

BORAさんレイアウトには、いろんな車両が並んでいました。

もちろん、こういう機会だからこそ、自分が持ち込んだ列車を走らせて楽しみます。AREISさん、いっぱい楽しみましたか?

皆さん口を揃えておっしゃるのは、長い直線の魅力です。BORAさんレイアウトだと、トンネルを出たカーブから駅がある直線に入って来て列車がピシッと一直線になった瞬間がたまりません。私は3周くらい見たところで逝ってしまいましたぁ。

BORAさんは意外とお茶目で、ななつぼし☆さんの十八番である「これちょーだい」の使い手でした。参りました。

こちらは220モジュールです。かがみさんが造形のプロでもある山崎さんに2作品を借りてきてくださいました。驚きなのは、お城と湖の作品。ほんの小さなスペースにも関わらず雄大さを感じさせるのです。隣はRyoさんの作品。部屋を切り取ったようなイメージ。開けたドアがトンネルになっていて、また部屋の真ん中にはパワーパックが置かれていて、ちゃんと線路に配線されています。パワーパックはもちろん作り物ですが、実際このコードを通して線路に給電できるように作ったとか。

おなじみ、かがみさんのトランクもプロ顔負けです。そうそう、かがみさんのトランクが出演(?)している「○○○」のプロモーションビデオも上映しました。撮影裏話などを聞けるのもオフミの楽しさですね。ちなみにかぶりつきに陣取っているのは今野さんです。今野さんは勉強熱心で、皆さんを質問攻めにもしていました。知りたいことを聞くとすぐに答えが返ってくる、これまたオフミの楽しさです。

小生の作りかけ丸太レイアウトも一応・・・。オフミ終了後、新装開店目指し解体。複線化に先立ち、とりあえずフラットな外周だけ敷設し、夜な夜な遊んでいます。

ご存知、ガラス電車です。青い方はかがみさん、赤い方はTOTOさんの所有です。2両並べてなんて、贅沢ですね~。TOTOさん、今度はレイアウト持ち込んでくださいね!

こちらではメンテナンス教室が始まりました。ドクターななつぼし☆はBR89を、静山教授はミニディーゼルをそれぞれ解体。

「ヨロちゃ~ん、こんなに真っ黒だよ!」余談ですが、ドクターはモーターを逆向きにセットしてくださったようです。家に帰って気づいたのですが、こいつだけ逆向きに走ります(笑)。ドクターが悪いのではありません。お酒の悪戯です。

楽しい時間は本当にあっという間です。日付も変わり、2時を過ぎたあたりでようやく初日の部終了です。さて翌日は・・・

写真:Ryoさん、ななつぼし☆さん、静山さん、BORAさん、ヨロレイ

文責:ヨロレイ


さて、ここからは2日目の模様を管理人かがみがお伝えします。箱根編!
夜中の2時半まで飲んだ割には朝は7時過ぎに起床!バイキングの朝食を取り、9時半には解散です。
幹事のヨロレイさんはお仕事のため一足先にお帰りになり、今野さん、ARIESさんは電車でそれぞれの目的地へ。
BORAさんはレイアウトを愛車に積んで帰路へと。
残った5名(TOTOさん、ななつぼし☆さん、静山さん、RYOさん、管理人)は、都内でショップ巡り・・なんて話もあったのですが私が強制的に「箱根」へ連れ出すことにしました(笑)さあ、出発です!

関越トンネルを越えていざ東京へ!走ってる最中です。何km/hで走ってるかはあまり見ないように(笑)

我が愛車も16年目だとだいぶヨレて来た感じがします。給油で寄った上里SAでBORAさんと再会。

途中、都内も東名もそれほど渋滞もなく箱根ラリック美術館に13時頃到着しました。

まだ昼食を取ってませんでしたので、美術館内にある「LE TRAIN」でランチタイムです。柱の向こうに見えるのが本日の目的であるサロンカー。おっと!予約しないと・・・そう、車内の見学は定時毎に入れ替えで45分間だけ乗ることができるのです。14時に5名で予約しました。

これはレストランのメニューでなく、車内見学のときにサロンカーで出されるコーヒー(紅茶も可)とケーキの見本です。ケーキは日によって変わるんでしょうね。コーヒー類はそれぞれに銀のポットで出てきます。

ケーキよりも模型の方に目がいってたりして・・(笑)

「HOですよね?」・・ってそんな会話している人は我々意外にいませんでした。

割と豪華(値段も豪華・・)な昼食で、しばらく美術館(ルネ・ラリックのガラス工芸がメインの美術館です!)を散策の後、変なギターが飾ってあるところに5分前集合!

手前左の手すり上でこの車両が2001年まで走っていた姿や沼津港へ陸揚げした後に、乙女峠を時速20kmでトレーラーを使って登り、この美術館へ運ばれた様子をDVDで見せてくれます。搬入後に建物を作っているので限定公開ではなさそうですね・・・

車内の模様は・・撮影禁止のためお伝えできません。これは表にあるものですが、車内にも同じようなガラス工芸品が飾られています。重厚なソファーでお茶とケーキをいただき、途中工芸品の解説もありでたっぷり45分間を楽しみました。

車内は撮影禁止なんですが、お茶が終わった後は外で記念撮影OKです。周りはほとんど女性客で、みなさん車両をバックに記念撮影してました。

これはお約束のエンブレムですね。ちゃんと撮影しておかなくちゃ!

周りの記念撮影とは裏腹に、5名は下回りやらバッファーを撮影しておりました(笑)「あ、あの人たちきっと鉄っちゃんよ!」と後ろ指さされたりしませんでしたが(笑)それなりに違う人だと思われたことは間違いありません。

外から見える車内の様子です。模型でもよく食堂車のテーブルのランプを点灯なんて加工しているのを見かけますね。このランプは固定ではなく、置いてるだけなんですよ。揺れても大丈夫なようにかなり重く出来ています。10kgくらいかなぁ?コーヒーが載ってくるトレーも同様に重い・・数キロはあるでしょうね。わかりにくいですが、下半分が二重ガラスになっていてこれで車内のマホガニー材を湿気から守るんだそうです。

外の風景が片側はレストラン、もう一方は箱根・仙石原ってのがガッカリなんですが目をつぶれば、ほら・・何にも見えない(笑)・・・じゃなくて車内の雰囲気は堪能できます。何回も行きたくなるわけではないですが、本物の色合いや雰囲気を手近に体験できるのはいいと思います。

関東オフミの開催場所である御用寿司で夕食を一緒に取って解散ということになりました。しかし、サロンカーがいけなかったのか、飲みすぎなのか(たぶん、そう)ななつぼし☆さんが体調を崩して、一人電車で向かうことに。後の4人は富士山を見ながら峠を下り、御殿場から一路東京へ。

無事、御用寿司では5名が集合して20時半には解散となりました。この日の走行距離432km。5名乗車で後ろの席は狭くてお疲れだったと思います。失礼致しました。

写真:静山さん、Ryoさん

文:かがみ

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