いつだったのか思い出せませんが、Z-Bahnというメーカーが立ち上がってEW-II客車の販売が開始されるというので大変期待しておりました。このタイプはかつてSZL(Swiss Z Line)でZゲージのモデル化はされておりましたが、全金属製でかなり重くて走らせるには実用的ではない製品でした。
試作品の写真を見ても期待できそうでしたね。旧型の客車は当時あまり興味がなかったものの、この荷物車は新しい編成でも連結されたりしていますので欲しいなぁと思ってました。また、荷物車も含めて全社室内灯のオプションが用意されていました。
当時、購入したのがこの2種類です。緑一色の旧塗装の後にこの新塗装が出たので、自転車マーク有り無しの2種類を購入。この他にBLSカラーはoceanさんが持ってますね。2013年くらいかな?
この後、SBB車両の充実が期待されたものの、Z-Bahnは創業者の方が亡くなられて終了してしまいました。とても残念でしたね。
既存のメルクリン客車と連結しているところです。Z-Bahn製は車輪がやや低フランジの小径のものを使っていますが、こうしてみるとメルクリンとカプラーは同じ高さですね。ところが実際に走らせると(頻繁ではないものの)途中でカプラーが外れてしまうのです。
走行状態を観察していましたが、外れる瞬間を捉えることもできず・・・しばらくはこちらも箱の中でお蔵入りでしたね。
oceanさんから「カプラー外れやすくないですか?」と聞かれて、しばらくぶりに取り出してみました。台車を外して(結構、分解が大変ですが)カプラーの状態を確認していると、どうも上側に動くんですね。カプラーはメルクリンと同じようにスプリングが入っていて、写真の矢印のようにフタがしてあります。一旦、このフタを剥がして接着し直すことで上側に動くのが少なくなり、今のところカプラーが解放されてしまうことは起きていません。
oceanさんはプレートを少し大きくしたようです。
接着が緩んでくるとまた再発するのかもしれませんが、まあ外れにくくなったことでこれから活躍しそうではあります。しばらく観察ですね。