1-1. BR89のヘッドライト点灯加工

2004年12月24日

BR89 Headlights

Mini Layoutで活躍しているBR89なんですが、先日友人であるJunkさんに見せたところ「やっぱりトンネルでライトが点いてないといまいち・・・」ということでヘッドライト点灯の加工をすることにしました。

小さいレイアウトだと持っていけるのでいろいろ意見を聞けていい励みになりますね(汗)

とりあえず0.75mmの光ファイバーを入れることを念頭に、前面3箇所のライト部分を0.8mmのドリルで穴あけしました。

ただ、ボイラー部分はほとんどホワイトメタル製で埋まっているのでそのままだとファイバーを通す穴が抜けません。中心に向かって斜め方向に開けてあります。さらに下側2灯は内側へ傾けてあります。

工作技術がいまいちなのできっちり同じ位置には貫通できませんでした。

上部ライトは下向きに開けてもそのままだと貫通できませんのでリューターでかなり削ってあります。

高輝度のチップLEDを使います。やや大きめの2 X 3 X 1.3mmです。(日亜化学製)電流制限用に定電流ダイオード(写真右側)とその保護用に小信号用ダイオードを直列に接続しています。

320ミリカンデラですがかなり明るいと思います。15mAの定電流ダイオードを使用してますが、20Vくらいかけた時に15mAになるようで、12Vまでかけてみましたが電流は13.2mAでした。ダイオードの電圧ドロップや定電流ダイオードの特性もあり、だいたい4V近辺から点灯します。たぶん大丈夫でしょう。

ネットで注文した光ファイバーがもう来ました(汗)

1mのものが50本・・・10cmくらいあればいいだけなんだけどなぁ・・

とりあえず通してみました。手前のブロックもLEDがここに来るのでリューターで削りました。

LEDの配線は丸いコンデンサを挟んでいる金具にハンダ付けです。ダイオードは束ねてテープで巻いてあります。モーター前部には隙間がないのでダイオードはモーター後部に持って行く必要があります。

こちらが後ろ側です。

前側から見るとこんな感じです。モーター前方の白いのがLED。下から光が漏れるのでプラ板で遮光板作りましたけどいまいちでした。

本体側にLEDを付けた方が工作が楽なんですが、分解を考えるとシャーシ側に取り付けになってしまいます。遮光はもう少し考えて加工しないとダメですね。

合体して走らせるとこんな感じです。保護ダイオード分電圧がドロップするので速度を上げないと光りませんが・・・

SLのヘッドライトらしくないっていう御批判もありましょうが・・・電球色LEDの方がいいかもしれませんね。

斜めに差し込んだ光ファイバーが接触するので若干ボディが浮いてしまうのを解消すべく、写真のように黄色の矢印間をリューターで削ってそこにファイバーをはめ込みました。ピンクの部分は削るとタンク脇が破けます。(破ってしまって補修しました)

光ファイバーの先端は直角に曲げてあります。

光ファイバーの加工っていうのはWebで探しても出てこないんですけど、熱で曲げても光が通るかどうか実験したら問題ないようでしたので、ハンダこての熱で曲げてしまいました。あんまり熱を加えると変形しすぎて光がこなくなってしまいますね。

BBSでやまざきさんに教えていただいたLEDをクリアーオレンジで塗るという方法でみごと電球色っぽくなりました!

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