2019年9月1日
レイアウトも自動走行が出来るようになったこともあり、もう少し調子よく走る動力車を増やそうということでロクハンモーターを追加購入しました。
フライス盤でモーターが当たる部分を削るのは同じです。Re460を5両分一緒に改造です。
モーター軸に付いているユニバーサルジョイント用のプラ製コネクタは不要なので、抜いてしまいます。
ギアも同じように抜いてしまいます。
軸受けのプラはそのまま使用しますが、ウォームギアの先端が当たるのでここもニッパーでカットします。
モーターとウォームギアの繋ぎは1.4mm(内径1.0mm)の真鍮パイプです。約9.5mmに切ってます。ちょっと隙間が空くような寸法なので、位置合わせが大変ですが写真右のような位置に来るように調整します。それぞれの隙間からつまようじで瞬間接着剤を少しつけています。
モーター前後のプラ製押さえ(?)は写真左のようなカットが必要です。
ここまで来たら、回転するかどうかテストしましょう。
数十mA程度なら問題ないです。DCCかするのであればDEP1のようなPWMパワーパックで電流が測れる方が調子がわかります。電流が多いようで何かおかしいです。ちなみに前後のプラ部品はネジをきつく締めている状態です。元々のロクハンモーターの軸がぶれている場合もあるので、電流値が大きいようであれば少しネジを緩めてみるのもいいかもしれません。
モーター単体で問題なければ、台車を入れてテストします。動いてしまうのでソフト君の上でテストしてます。
台車の負荷が掛かるので、値は増えるはずですがそれでも20~80mA程度かと思います。100mA超えることは無いのでその場合は台車かどこか問題があるはずです。
DCC化が目的なので、DE29x4szrを搭載してますが0.8mmのプラ板を挟んでモーターの当たりを避けています。アナログにする場合は、オリジナルの基板を前後に切って電線で接続する方法がよいかと思います。架線集電は諦めるしかありません。モーター下には固定用と追加重量ということでタングステンパテ(釣り用のおもり粘土)を入れてあります。
この状態だと中央部分が0.8mm持ちあがるので、写真左のように車体が片側だけ元の位置に入りません。(Re460の場合はですが)前後パンタグラフ裏にあたる部分を少しフライス盤で削ればOKでした。ちなみに、パンタグラフ裏のネジは基板に当たるので外してます。パンタグラフはネジ穴に1.2mmのプラ棒をねじ込んで接着しました。ネジは何かの拍子にデコーダー基板に当たる可能性があり、外してしまうのがよいかと思います。1両、ネジによるショートでデコーダーを焼いてしまったことがあります。
オリジナルには戻らない改造ですが、ブラシ掃除も必要なく、連続3時間程度走らせてみましたが速度変化させても調子よく走っています。自動運転でも停止からスタートを失敗することはほとんどありません。車種の違いによるボディー形状で当たりが出るのかもしれませんが。
2020年6月20日
DE25/DE29だと部品高で屋根に当たるのですが、Digitrax DZ123MK0を搭載すれば綺麗に収まるようです。