0-1. どうしてDCC始めちゃったの?

なんで始めちゃったんでしょうね?(笑)

自分のYoutube見てみるとこんな動画をUPしてますね。たぶんこれが最初の改造です。BR103にDCX74だかDHL50だか搭載したように思います。3極モーターですね。BR103が貨車に連結することは無いと思いますが(笑)アナログパワーパックでは得られなかった低速走行が出来たことと、停車中でもヘッドライトのON/OFFが出来たことがうれしかったことを憶えています。ベルリンさんからも「あー、昔やっていた頃もこういうことがやりたかったんだよ」とコメントを頂いたことも印象的でした。

制御はよくわからなかったので、ネットの検索で評判が良かった永末さんところの赤い箱でした。初心者なので、CV値がなんだかわからないのでPC上で一覧が出せたりと便利な一品でしたね。

ZゲージのDCC化は、もっと前から海外ではやっている人もいて参考にさせてもらいながらの改造でした。かなり高価な車両を改造してしまうのは、ちょっと勇気がいりましたが(笑)この時は次々と改造というわけではなく、動いたことへの満足感だけでしたね。


DCCのメリット

よくあるDCC入門書とかにもよく書かれているのが、配線の少なさですね。2本のワイヤーだけでいいですよ!とか。

でも、エンドレス1本だけとか小さいレイアウトだとアナログも2本だけなんですよね。

ポイントが1個増えても切り替え器を設置すれば・・・

待避線が出来るとポイントの切り替え器も2個と接続しないといけないですがまだまだ我慢できそうです。もっとも、待避線に1両停止させておいて交互に2両の動力車を運転するのであれば待避線にギャップを切ってスイッチで切り替える工夫が出てきますね。

DCCだとポイントにデコーダーを接続して、線路から給電するようにすればコマンドステーションからの2本だけで済みますし、複数の動力車をギャップ無しでそれぞれ制御が出来ます。個人的にはこれでもメリットが有りそうなんですが、ポイントデコーダーに数千円Xポイント数が必要ですし、待避線だけだと複数の動力車を同時に動かせると言っても1本しか走らせることはできないですね・・まあ、小さいくて線路配置が簡単だと配線によるメリットはそれほど大きくなく、どちらかと言えばDCC化で車両のサウンドとかライトとかギミックの制御が増えて面白いのかってことだと思います。Zゲージだと最近はサウンドボードもありますが、当初はライトのON/OFFくらいですから、メリットと言えば低速走行が出来るといったことだけでしたね。

 

低速だけならPWM制御(DEP1とか)のパワーパックもありますから、単独走行を楽しむという意味ではどちらでも同じかと思います。その昔、Snailなんてコントローラもありましたね(左)確かNOCHのトランクレイアウトも純正で付いているものは555ICを使ったPWM制御だと思います。ちょっと周波数が低すぎるのと電流が流れ過ぎてすぐに壊れてしまいましたけど。右のDEP1は、DCCデコーダーそのものに制御用のダイヤルを付けたようなものなのでアナログ車両そのままでDCC化したような走行を楽しむ・・をコンセプトに作っていただいたのですが、BEMFの効果とかイマイチ確かめる方もおらずで残念でした。今でもメンテナンスには大変役立っています。もっとも3極とか5極モーターの車両がある内だけですけども。。


ちょうどその頃、コーヒーテーブルレイアウトを作っておりまして、テーブルにコントロールパネルを設置するのはイヤだなぁ・・と思っていたところで、とりあえずDCC化することにしたのがレイアウトでは最初ですね。

とは言え、計画的なお話ではなくてポイントデコーダーなるものを設置しただけです(笑)ギャップもいらないってことで進めてしまいましたね。

当初は変形8字型のエンドレスだけなので、1列車しか運転は想定しておらず、ポイントの制御だけ出来れば良いと思ったわけです。

 

試走も行ってまずまずの感じでしたので、これで進めることに。。

そのあとにTrain Safeから入線させるための線路を追加しましたが、この時はまだ何も考えておりません。。

 

まあ、だいぶストラクチャとか製作が進んでからですけども、Train Safeの引き込み線が隠しヤード的に使えれば、往復運転とか複数列車の同時運転なんかも出来るんじゃないかと思い始めましたが、さすがにこの状態から線路のギャップを追加するとかは無理です。動力車の位置がわかれば自動運転できそうですので、赤外線センサーとかいろんなことを考えましたが手が入る状態でもなく、工作出来そうにもないので諦めました。


 

だいぶ後年になりますが、オフミ等で集まったりした際にいろいろなDCC化した車両やコントローラを見せていただいて、今日までDCCを続けているのだと思ってます。

 

みなさんいろんな種類で揃ったりしないのがZゲージを趣味とする所以なのでしょうか?(笑)いろいろ触れて面白かったですね。


KATOのD101(デジトラックス社製)も売っていて、ほぼ米国の価格と変わらないダンピング的な値段(笑)も魅力ではあったのですが、車両をドイツから輸入することも多いのでついでにコマンドステーションもLenz製を買ったのが一体型としては初めてです。もう廃番になってしまいましたが、製品名どおりコンパクトで一通りの機能を備えて(当時)6千円くらいだったのでお買い得感あり。ちょっと奥のフィンみたいな部分がカッコ悪いなと切り取りたくなりましたが(笑)

まあ、ここからLenz製品にはまっていくことになります。

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