ポイントのフログ(写真の黄色部分)の極性を通行する向きによって、変更する必要があります。DCCにおいても交流信号ではありますが、瞬間的には写真のように青と赤のように極性が決まります。トング部分は、開方向によって接触するレールの極性と同じになるので問題ないですね。フログは、直進か分岐かによって写真だと青か赤に変更してやる必要が出てきます。切り替えた時にスイッチで機械的に切り替えてもよいのですが、スプリングポイントのように開方向ではない方向から進入したときはショートしてしまいます。
こちらがTam Valley製のFrog Juicerです。1chタイプなので、ポイント1個に1枚の基板を使うタイプです。右のようにフログからの配線をコネクタ真ん中に接続します。コネクタの両端にはDCC信号をそれぞれ接続します。
実際に動いている状態です。極性が緑と赤で表示されます。ようするに、ショートすると回路が自動的に極性を切り替えるというものです。
こちらは新たに購入した2chタイプです。1枚の基板で2つのポイントのフログ極性を転換できます。2回路入りということですね。1chタイプでもよいのですが、レイアウト裏に固定する場合に固定用の穴もなく接着していたのですが、どうも収まりが悪くてネジで固定できる2chタイプに変更することにしました。6chタイプもあります。
マニュアルにはフログの他に、リバースループに使えることが載っております。1chあたり約$14程度掛かりますが、動作が確実なのとシンプルさがよいと思います。