(3)アントワープの街角

鉄道とは関係ないシーンばかりですが、アントワープの街角風景をお楽しみください。

 

まだ明るいですが、午後6時半は過ぎていたかと思います。ベルギービールツアーに参加です。左はアントワープ中央駅の脇を通り抜けているところで、右はオッセンマルクト辺り。

 

ベルギーといえば、ベルギービールですね。何を混ぜているのかよくわかりませんが、いろんなテイストのビールが楽しめます。左は街角のお店でもよく出てくるPALMの特別バージョン(?)らしいです。シャンパンのような蓋。。

 

一杯飲んだら次へ行く、ビールツアー。シント=パウルス通り辺りのようです。

 

広場の真ん中をトラムのレールが貫いていますが・・・ポールが立ってこの時間は入れなくなっていますね。もう午後8時くらいなのですがこの明るさ。。上2枚の写真の右側を見ると今はお店になっているこの建物が、アントワープで最初の警察署跡だそうです。ガイドさんによればこの辺りは日本で言う「赤線地帯」だったそうですが・・・

聖パウルス教会。中には入りませんでした。

 

 

路地に入っていくと表通りよりも小さめの家が並んでいます。1F上の名前が刻んであって、こういう建物がベルギー古来(っていつからのことだか・・)のものみたいです。他はWWIIの頃にドイツ軍が占領した際に立て直しちゃったみたいでそういう意味では街はドイツ風?

向こうの方にノートルダム大聖堂が見えてます。そちらに向かって進んでいきます。

 

建物の向こうに見えるのがノートルダム大聖堂で右は市庁舎。万国旗が立っていて派手ですね。

 

市庁舎の上を撮っていると段々暗くなってきました。

何軒めだかわからないです。これはサワークリームだか、なんか発酵させたものが入ってるようでしてとにかく「すっぱい!」。コッテリ系の食べ物の後に飲めばスッキリすると思いますよ。おつまみでクリームコロッケが出てきました。

午後9時半くらいにようやくノートルダム大聖堂前です。16時くらいまでらしいので、すでに閉まってます。

 

ノートルダム大聖堂前には有名な(日本ではですが・・・)フランダースの犬の石碑があります。みんな足乗せてガイドの話を聞いておりますが(笑)「へ~かわいそうな話なんだ・・・」って誰も知らないらしい。ベルギー人もあまり知らないみたい。原作はイギリス人が書いたものらしいので、日本人の感覚としては「アメリカ人が書いたおしん」みたいなものか(ちょっと違う?) 右は石碑の上からのショット。ネロ(左)、パトラッシュ(右)が赤いライトで浮かび上がっておりますが、御馴染みのアニメとは違うのでよく見てくださいね。

ベルギー観光協会が建てたらしいのですが、日本語で解説が書いてあるとおり「日本人向け」であります。

「フランダースの犬
この物語は悲しみの奥底から見出すことが出来る本当の希望と友情であり、
永遠に語り継がれる私達の宝物なのです。」  って書いてあります。観光で行かれたら探してみてください。

 

暗くなってそろそろ解散です。いろんな味のベルギービールが楽しめました。

 

お約束のように石畳です(笑) 午後11時に地面撮影している人はおかしいのかも?

夜に発見したメルクリンショップ。翌日もオープンしている時間にはいけませんでした。外から見た感じではプラモデルとか車関係もたくさんあって、メルクリンだけというショップではないようでした。手前に写っているのは FIAT Seicento (FIAT 600)。


2022年 追記

このフランダースの犬の記念碑(?)は2016年辺りに撤去になったようです。今は中国資本の別のモニュメントがあるようです。

そもそもみんな足を載せているくらいで、現地人はまったく関心がなくて日本人向けなので仕方ないでしょうね。イギリス人が書いた物語くらいは知っているようでしたが。。現地ガイドの方は知っていましたが、「私たちベルギー人はそんなひどいことはしないよ」って言ってました。日本人には心に残る名作ではありますが、現地の方にとってはちょっと屈辱的な部分はありますね。

そういえば、帰国までの写真が無いのですけども帰りも同じルートでタリスに乗車してスキポール空港へ。行きは順調で問題なかったのですが、帰りはオランダに入ってから停車が多くて飛行機に間に合うのかドキドキでした。車窓からはよくわからなかったですけども、川の手前で停車していることが多く、まさか船を通すための跳ね橋?(幹線でそんなのあるのか?) 一応、特急扱いなので時刻通りに到着して欲しいものですが・・・だいぶ遅れて到着でしたが余裕をみていたので大丈夫ではありましたね。そんなのも良い思い出です。

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