プラ板とエッチングパーツによる自作の教会です。
ストラクチャはKibriやVollmerなどのキットがありますが、大きかったり自分の思い描くイメージと違ったりするものです。ヨーロッパの風景に教会はとてもよく似合うと思うのですが、大きいものが多くてNOCH製のは背景用と書いてるだけあって小さすぎると中途半端・・・そこでやや小さめの教会を自作することにしました。
何か作ろうとすると形はもちろんのこと、寸法や図面なんてどーするんだってところから悩みます。そんな面倒なことが嫌いな私はインターネットでフリーダウンロードできるペーパーキットを見つけました。原型サイズは大きいのですが、印刷の時に縮小すれば問題なし。いや~解決解決。。とおもいきやペーパーモデルってどうもタダの箱にしか見えないんですね。リアルな感じに窓とか色が付けてあるんですけどやっぱり平面だし・・。ということでそれを原型にしてプラ板で再作することにしました。上の写真がすでにプラ板で壁を作り、窓にはエッチングパーツを貼っている状態です。屋根はKotobukiya製のプラ板。「バイエルンの教会」ってペーパーキットには書いてるだけで、こんな形の教会があるんだかどうか知りません。裏側の丸い壁がプラでは作りにくくて0.3mmのプラ板を誤魔化しながら曲げてあります。奥行き方向は約45mm。
円形部分が0.3mmのプラ板で脆く、いろいろ修正を加えるたびに壊れるので一旦シリコンゴムで型を取り、レジンで複製しました。どうせならということで鐘の部分なども一緒に複製。とんがり帽子の屋根はプラ板を積み重ねてヤスリで削ってある関係でちょっと形がイビツ・・・キスチョコみたい(笑)鐘も裾の部分(名称がわかりません)が広がっているように作りましたがもうちょっと派手にした方がよかったかも。
各パーツを貼り付けるとこんな感じです。
鐘とかの大きさの問題でとんがり帽子部分はオリジナルのペーパーキットよりもかなり大きくなってしましました。
こちらは塗装例。屋根は赤い方がよかったかなぁ・・・。とんがり帽子の十字架は真鍮製。
レジン一体型なので窓は抜けてません。黒く塗るくらいですかね。ちょっと荒いですね・・・
ま、なんとなく教会には見えると思うのでよしとしましょう。透明レジンで作れば電飾入れられるかなぁとか考えてますけど気泡が入っちゃって難しいんですよね。とりあえずこれで完。