2007年7月3日以前の記事です。
Zゲージ初の道床付レールがMicro Trains Line社から発売されました。名称は「Micro Track」。最初のリリースはR195カーブと110mmの直線レールだけです。写真は購入したオーバル・スターターセット。標準価格は$19.95ですが、$16前後で売られています。セットはR195の30゜が6本、R195の45゜が4本、110mm直線が1本とフィーダー付110mm直線が1本です。それにフィーダー用の配線が2本付属しています。セットだけではなくて個別でも販売されています。直線レールにはマグネマチックカプラー用のuncouplerレールもあります。
グレーのプラ製道床にCode55レールが使用されています。メルクリンももう少し細いレールを使用してくれればいいのに!こちらの方が実感的です。枕木は間隔の狭いアメリカタイプで見たことのない方は違和感があるかも。
ジョイナーはKATOのユニトラックに似たタイプですが、レールのジョイナーと道床のジョイナーが分かれています。予備パーツとしてジョイナーも売られていますが、レールジョイナーとロードベッドコネクターに分かれています。
ちなみに型番は Rail Joiner #990 40 000、Road bed connector #990 40 008です。
右の写真のようにNゲージのユニトラックはレールジョイナーと一体型ですが、Micro Trackは分離型です。実はこれが若干曲者でして、何も考えずに差し込んでいくとレール側のジョイナーが挿し込まれていない場合がありました。目で確認しながら差し込んでいけば問題はありません。
レールジョイナーが残るのでメルクリン線路と接続するのには便利かも。段差は出来てしまいますけど。。枕木の幅とレールの太さはやはり違いますね!
同じR195のメルクリン製とMicro Trains Line製です。
これがフィーダー付線路です。メルクリンと同じタイプですね。金具の部分が柔らかくてフィーダー線を入れやすいのですが、付属の線だと細すぎてしっかり留まってくれません(笑)写真は別の太い線を使用しています。
これはユニトラックみたいにジョイナーにリード線を付けるようなタイプがスマートでよかったのではないかと思いますがいかがでしょうか?(分離型にしちゃったから無理か)
オーバル(エンドレス)に組み立てた状態は500mmX390mmでちょうど机に付属のキャビネット上に収まります。
余談ですが、メルクリンのバッテリーコントローラはこんな感じに改造しちゃってます。逆転スイッチもスライドスイッチが緑青だらけで接触不良になったため、普通のトグルに変更してます。小さくて持ち運びに便利ですよ。材料費は1500円くらい。。
とにかくこのレールはお座敷運転には最適です。折れ曲がることもなく、簡単に組み立てて遊べます。