ポイントのトングレール(ガシャガシャ動くレールです)で動力車が止まったりしませんか?実は1作目のレイアウトでレールを塗装した時に何も考えずにべっとり塗ってしまったんですね。コーヒーテーブルではその中古品を使用していますが、長い動力車はそのまま通過するもののBR89のような小さな車両はトングレールで停まってしまいます。原因はこれだ!とわかっていながらも一度固定したものを外すのは結構困難。。
どうせ新品に交換するなら!ということでダメ元の方法を試みました。
写真の黄色矢印がトングレール部分。ここへの給電は赤い矢印の部分です。ちなみにメルクリンZのポイントは非選択式で、ポイントが切り替わっても両方向共電気が流れる仕組みです。
とりあえず、テスターで抵抗を測ってみると導通がありません。
こちらは新品のポイントの裏側です。赤い矢印の部分は給電のためのシューのようなもので下から押し当てているだけです。また、トングレール自体は一体化されてその軸は黄色の矢印部分にパチンと押し込んでいるだけのようです。
ならば、無理矢理トングレールを外してしまいましょう。先の細いものでトングレールの先端部分の下でテコの要領で持ち上げてやると外れます。
これが外れた状態。予想通り汚れてますね。。しかもちゃんとレールに当たってないようだし・・・
下からマイナスの時計ドライバーでも当てて掃除しましょう!カッターの先で擦ってやるといいでしょうね。掃除したらドライバーの先をレール付近まで入れて少し上向きに曲げてやります。両方とも大体同じくらいに曲げましょう。
後は元の通りに指でパチンと戻してやればOKです。
うまくいったかどうか、テスターで黄色、赤の部分をそれぞれ抵抗を測ってみましょう。導通があればOKです。
これで停まることはないですし、固定したポイントを外すという大作業は避けられます。ある程度はリスクありますのでダメなら新品にしましょう!