1-17.ロクハンモーターへの換装

2019年7月13日

メルクリン新製品もコアレスモーターのものが増えております。ただ、既存の製品はそのまま置き換わることはできないため、3極や5極モーターのままなのでどうしてもメンテナンスが必要です。下回りは共通のものが多いので、走らせるときだけコアレスの下回りに着せ替えって方法もありますが・・・

 

オリジナルの状態です。細身のモーターですが、軸中心を合わそうとするとやや高いことがわかります。

 

フライス盤で当たるところを削ってます。。

 

こんな感じですかね。削る量は少しですが、ハンドツールだと厳しいかもしれません。

 

ロクハンモーター付属のウォームギアを1.4mm真鍮パイプ(内径1mm)を9mmにカットしたもので接続しています。黒いプラの軸受けもロクハンモーター付属品です。何個かモーターを回すと、軸そのものがブレているものもありましたので軸受けを付けるのが正解かどうかはわかりません。ただモーター側を今は固定しない方法なので、浮いてしまうのを防止するうえでは良さそうです。

この状態でDEP1を接続して回してみると20~30mA程度なのでよい感じです。

少しモーターが上に出ているので、デコーダー(ここではDE29x4szr)を搭載すると真ん中辺りが沿っていますね。

とりあえず前後に0.5mmのプラ坂を挟んでおこうかと思います。

 

何台分も作っておくと手間が省けますので、同じ長さに切るのであればNWSLのチョッパーが便利。1枚サンプルを作れば、ガイドを固定してそれに合わせてギロチンのように切るだけです。

 

長い板を押し付けて切れば同じ長さにたくさん切れますね。ちょっとコツがいりますが、カッターで切るよりは断然早い。

ネジ穴を1か所ずつ開けて固定したところです。ちょっと高さが足りない感じではありますが、あまり高くすると前後の金属端子が当たらなくなりますので、これで良しとしてます。

 

ちなみに、左がロクハンモーターで右がメルクリンオリジナルです。あまり重量は変わりませんが、モーター下に空洞が出来ているので加重したいところです。

 

マッハ模型のミクロウェイトを使ってみたんですが、しっかり固定することが出来ないのとそれほど重量が稼げないので粘土状のタングステンソフトウェイト(釣り用のおもり)をモーター下に押し込んで両脇に板状のものを貼り付けました。これで35g。粘土状のおもりはずーっとベタベタしたままですが、特に匂いもありませんし崩れません。問題は15gで600円もすることくらいでしょうか。。屋根の裏側にも貼り付ければ40gくらいにはなるのかも。まだ、配線しておりませんがこれで調子良さそうならば同じ改造を施していきたいと思います。

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