By ARIESさん
基本工作はかがみさんのBR111と変わりませんが、チップLEDを使用してヘッド・テールライト双方を点灯することができるようにしています。
ついでに、遮光板も取り外さなくて良いように工夫してみました。
このとおり、見かけの上では大差ありません。とりあえず、基盤を遮光板の内側に収めるべく、元のものの長さ(およそ55mm)に揃えて前後を2.5mmずつカットしました。
なお、この車両では、パンタグラフを固定するネジの青い保護剤がチップに干渉するようでしたので、全て削り落としておきました。
ライトユニットは遮光板の下に潜らせます。導線をライト用端子の穴から真下に引き出しています。スルーホールになっているようなので、穴に差し込んでハンダを流し込むだけでよいかと。ちなみに作例ではややきつめに調整して引っ掛けているだけです。
リード線が遮光版に接触する不安があったので、マスキングテープの小片で絶縁しています。
<8101>ペンデルツークセットの特殊仕様BR111の構成を参考にして、チップLEDを2個組み込んでいます。ヘッドライト用に日亜NSCW100を、テールライト用に豊田合成E1S35-AW0C7-01を採用し、逆極性並列接続にしています。
どちらにも日亜を使用すればよかったのですが、コスト重視で安価なものを併用したところ、なぜかヘッドライトの照度が上がりません。LEDの熱焼損を疑ったのですが、豊田合成を切り離すときちんと点灯するので、どうやら、豊田合成のほうは逆電流をスルーしてしまう模様。やむなくダイオードを挿入することにしました。
テールライトの遮光を兼ねて一段奥まらせたり、ヘッドライト位置が高すぎて遮光版に干渉したのでダイオードの前に突出させたりと、設計変更もあって、ご覧のとおり複雑怪奇な構成に。作った本人、どうやってリード線を曲げたのか思い出せないほど…。
DP1から点灯させるとこのように。
ヘッドライトはLEDの位置がまだ高いせいもあって中央だけ少々明るくなっています。配線を分離してもっと下に設置しなければならないでしょう。
テールライトは下2灯のみなのですが、中央にも光が回ってしまっています。もう少し遮光をしっかり行わないといけないようです。
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