2-11. Z Car System

Spur Z Car Systemというのが出来てまして、Faller Car Systemと同様の磁石でステアリングを行って走行するようになっております。Nゲージのバスコレなんかも同じですね。

 

15cm x 20cmくらいの板に溝を掘ってゴム磁石を埋め込んだボードも一緒に来ました。すぐに走行して試してみるのには最適ですね。

 

こちらV1タイプみたいです。1/220サイズなので、バスとはいえ54mm X 10mmくらいのシャーシです。この大きさにモーター、ギア、電池、リードスイッチ(停止用)、ステアリング機構を搭載しています。

昔買ったNOCH製?のボディーを被せるとこんな感じです。タイヤが細いですけども、ちゃんとゴム輪なのでグリップ力があってかなり登坂能力も高いです。

 

こちらはV2タイプ。モーターの向きを変えてさらに全長を短くしてます。Kibriのトラックにちょうどよいサイズになってます。

 

わかりにくいですが、ステアリング部分は全体がスイングするような機構になっていて追従性もバッチリです。

木の板に溝を掘るのはかなり大変ですので、厚紙程度であれば写真のようにピアノ線(0.5mmを使用)でも十分行けるようです。左上に見えるのはピアノ線横に磁石を貼り付けて、ここで停まるように実験したところです。

100均で買ってきた厚紙にエンドレス状にゴム磁石を貼り付けてます。ステアリング前に付いている磁石は極性があるので、どちらが上になるのか確認しないとはじかれてしまいますので注意が必要です。

グルグル走らせているだけでは面白味が無いので、停車->走行のギミックを作ってみました。ホール素子で車両を検出して、サーボの先端に付けた磁石で停車させようというものです。制御回路はネット(気の迷い)に掲載されているサーボ制御回路(PIC使用)と555タイマー回路の組み合わせです。ボリュームで時間を調整できるようにする手抜き回路です。

ホール素子は磁石に反応して信号が出ます。走路用のゴム磁石にも反応しますが、これくらい切り欠くと大丈夫のようでした。SK8552という素子を使ってますが、もうちょっと感度が低い方がよいのかも。切り欠きが短ければ、一瞬自走になりますが、こんなカーブでも大丈夫そうです。ホール素子の足は直角に曲げて路面側から離さないと、車両側の磁石が反応してそちらに舵を切られてしまいます。

  

サーボホーンの先端に焼けたロクハンポイントの中から取り出したネオジム磁石を接着してあります。写真のように90度動く仕組みです。左だと車両側のリードスイッチが切れて停まります。90度動いて磁石が遠ざかればリードスイッチはONになって、また走り出します。

この辺りでバスの先端に付いた磁石に反応してサーボの磁石が停止位置に来ます。

この辺りで停車します。数秒でサーボが元の位置に戻りますので、走行が開始されます。交差点の一時停止か、バス停なんかには良いかもしれません。時間はボリュームで調整できるので、シーンに合わせて変えることも可能です。

動画の方がわかりやすいかと思います。サーボの音が大きいですけども、動作確認用としてはとりあえず良いかな・・。レイアウトに組み込めばそれほど気にならないかも。端材で実験用に作っているので作りがいい加減ですが、これならなんとかいけそうかな。

実際にレイアウトへ組み込んでいるのはこちら

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