1-8. Digitrax製デコーダ

2022年2月19日

たぶん2011年くらいの発売だったと思うのでかなり古い情報ですが、Digitrax製DZ123MK0(Zゲージ専用)のデコーダーです。

DZ123という小さなデコーダーをベースにしているんだと思いますが、MK0、MK1というメルクリン専用のデコーダーです。MK1は未見ですが、ボードが長いタイプです。カットすればMK0と同じになります。独自で作ったDE25/29と同じ発想ですが、DE25/29がより短い車両に対応するためにカットできるように作ったのとは対照的に、長いタイプ(BR189とか)に対応するみたいです。それならライトへのリード線を長くするだけでよいかと思いますが。。

メルクリンZゲージ専用(これは主にRe460用)なので、5極モーターならそのままボード交換で簡単です。黄色の四角はコンデンサーですが、タンタルコンデンサ使ってますねぇ・・

 

基板の厚さが0.8mmで、一番背の高いコンデンサ部分が2.55mmです。専用を謳っているだけあって車体に当たるわけではありません。

ちょっと我慢ポイント(テールランプが消せない・・)

Digitrax製品は馴染みがなくて、CV値とかどこに書いてあるのかわからなかったんですが、添付の説明は数ページしかなくて簡単な説明のみ。どうもデコーダー共通のマニュアルがあるようで、そちらにまとめてタイプ別に解説がありました。この方が効率的なのかはよくわかりませんが、DZ123MK0がどのタイプなのか・・・ファンクションはFX3と書いてあるので、オリジナルのDZ123が2ファンクションなのに対して、ファンクション数は増えているようです。

ギミックなんて無いZゲージなので、私が唯一やりたいことといえば「テールランプを消すこと」です(笑)プッシュ運転もある欧州ならではのプッシュ時はテールだけでヘッドライトを消すというのもありますね。アナログだと極性で変更しているだけなので無理ですが、せっかく高価なDCCデコーダーを搭載しているのでそれくらいななんとかしたいものです。

いろいろ設定を組み合わせたものの、出来ないのでDigitraxのサポートにメールしたところ「FX3なので出来るよ」との回答が。ちょっと期待したんですが、各ファンクションに対応する線の色とか設定を言ってきたので、「DZ123MK0は一体型のボードなので、ファンクションの線は出てないがどうしたらいいのか?」と聞いたら回答が来なくなりました(笑)出来ないことに気が付いたのか。まあ、たいしたお話でもないので諦めですね。

ちょっといいところ

DE25/29に比べると基板が薄くて、コンデンサの高さが気になるものの新モーター搭載で真ん中が盛り上がっている車両でも、ボディの天井部分に当たらなかったりします。それだけで$48払う価値があるのかは人それぞれですが・・

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