下回りはロクハンのショーティですが、CT製のDCX74を搭載しています。余っていたからというのもありますが、少し古くなりましたが小さくて搭載しやすいデコーダーです。5極モーターの頃はよく使ってましたが、特にチューニングすることなくスムーズな走行が出来ました。ロクハンのコアレスモーターにDCX74を接続するのは、初めて?だったかも。走行は出来ましたが、尺取虫みたいなギクシャク走行でCV値を変更している写真です。CV値の書き換えはDP1の方が早くて便利なんですが、CT製のデコーダーはメーカーの資料が完全ではなくてSPROG経由でJMRIで値を編集する方が便利です。
いろいろ試したものの、あまり効果が確認できずにイライラ・・。そもそもアナログ状態の走行ってどうなの?ってことでテスト用オーバルで比較中。内周がDCCで外周はDEP1のアナログです。DEP1はデコーダーにボリュームが付いたようなPWMコントローラーですが、右の写真のようにBEMFを設定できます。結果としては、BEMFをONにするとアナログ状態でもギクシャクして定速で走りません。BEMFをOFFにすれば定速では走りますが、ラピッドスタートなのと超低速にはなりません。
いろいろ試した結果、P値=10、I値=0でスムーズになりました。デコーダー書き換えてテスト用オーバルで走らせてみるよりも効率がよいDEP1。
ロクハンのアナログ車両も試してみましたが、同じような傾向ですね。片軸駆動か両軸駆動かはあまり関係ないようです。だからロクハンデコーダーにはBEMF付いてないのでしょうか?
JMRIのDecoderProだと解説付きでDCX74の変更もわかりやすいです。メーカーのCVリストには無いのですが、①のようにモーター駆動周波数が16kHz(150Hz)と32kHzが選択できます。②は16kHz(150Hz)を選択した場合に使える値です。③でP値、I値と線路電圧、BEMFの感度(0にするとBEMF OFFみたいですが、あまり変わりませんでした)
同じような値にしても、少しギクシャクするんですがこちらはどうも集電不良っぽいので、重りを貼り付けて改善しました。
ショーティは安くてよいのですが、もうちょっとまともな下回りに使える動力が欲しいところですね。