改造のきっかけとなったコントロールの故障と、道床に使用したMERKUR STYROPLAST製道床を購入したことが始まりでした。
え~、コントローラが壊れた・・・というか壊してしまいました。ボリュームの感触がおかしかったんですが、ついにON、OFFしかしなくなりました。電流流し過ぎたのかもしれません。トランジスタ1石と555の簡単な回路でした。
電源部を修復するついでに以前から気になっていた電池ボックスを取り外すことにしました。
ボンドでべったりくっ付いているんですが、裏からボンドを取ろうなんて考えたのが間違いで表からカッターでザクザク切り込んでしまった方が綺麗に取れたかも。ま、このボックスを利用することはありませんが。
汚くなったのは仕方ないので、ついでにACアダプタのコネクタ部分まで切り取ってしまいましょう。あとはポリウレタンのボードを貼り付ければ終わりです。欠けちゃった部分はパテ盛りですね。どうせカラーパウダーの散布しますからそんなに綺麗に仕上げなくていいでしょう。
電池ボックス部分(右下)はパテ修正後、一応塗ってあります。こんなところで止めておけばいいものを、線路も剥がして、ストラクチャ類も外してしまいました(笑)道床はコーヒーテーブルレイアウトで余ったMERKUR STYROPLASTを使用しています。ここまで来ると全面改造ですね!
MERKUR STYROPLASTはTIPSでもご紹介しているように簡易的に道床を作れるものです。線路をはめ込む部分と路肩部分(両側2本)で構成されています。写真は手前側の路肩をまだ貼り付けていません。このトランクレイアウトは車止めがあってここで終わってるんですが、この道床だとポリウレタンがむき出しになってしまいますね。
ここだけバラスト作業をするのも面倒なので、余った路肩部分のパーツを使ってなんとかしましょう。
枕木幅よりもちょっと短いくらいに切って、切り込みを入れます。切り込みを内側にして直角になるようボンドで固定してしまいます。
それを2個つくって両側のパーツにしてしまえば、簡単に終端部になりました。
こんな感じです。ちょっときっちりし過ぎているようにも見えますが・・・その辺は好みでしょうね。この方が簡単なんです(笑)ペタって貼り付けるだけ。
ポイントで分岐した部分は余った部分を三角に切って貼り付けてます・・がカーブの部分を正確に測って切り出すのは大変。適当に切って隙間が開いたら、そこにさらに余ったものを差し込んでしまいます。
写真で拡大して見ていると気になりますが、肉眼ではあんまり目立ちませんよ。
このまま路肩部分を貼り付けると分岐部分はポリスチロールが見えてしまいますね。
一番簡単なのは、「爪で押す」です(笑)これで自然な感じになりますよ。
ポイント部分は枕木部分の端が台ギリギリに配置されているので路肩部分を貼り付けるとはみ出してしまいます。
ただし、トランクに納める場合は外周にスポンジ部分の空きがあってなんとか収まります。実際には路肩パーツはトランクギリギリになってしまうので、2mm程度スライスしてあります。また、当たってその部分だけ取れてしまわないように長い路肩パーツ(フレキシブル用)を使用して写真の両側のカーブまで一気に1本で貼りました。
とりあえず線路はすべて敷きました。。元々位置がずれていたのに端から敷設していくと最後のトンネル部分で干渉したり大変・・長い車両は当たるところが出てますね。道床で線路が高くなってますので、駅部分も4mmのポリウレタンでかさ上げです。
車止めって差し込んであるだけで簡単にバラバラに出来るって知ってました?
元々ネジ止めできるようになってるんですが、なんだかカッコ悪いんです。そこで前後の棒だけ残してカットし、適当なプラ板で斜めの支えを作ります。写真がピンボケでした・・・すいません。
少しはマシになった気がします。そんなに目立たないのでどうでもいいと言えばそうなんですけど・・・・
山崎さんから飲み会でいただいた車止めをさっそく使ってみました。フラットブラウンで塗って、上には道床で余った部分を使って盛り上げた雰囲気にしてあります。アクセントで停止標識(?)をプラ板で作ってくっつけました。
ジーっと見ているとどうもポイントマシンの部分が気になってきました。どうしてこんなにポイントマシンが嫌いなんでしょうか(笑)上に見えるのが道床のバラストだけを紙に貼り付けてあるシートです。ポイントマシンの上から直接、貼り付けたことはあるのですがレール際は台車の突起部分が当たるんですね。仕方ないのでカバーを取り外して内部の機構の邪魔にならないように1mmのスチレンペーパーを貼り付けました。
どうですかね?少しは見栄えが良くなったような気がしますが・・・手動なのでレバーの部分は穴を開けてます。
元の形を知っているだけにまたもやジーっと見ていると気になってくるんですね(笑)グレーのバラストを追加して逆に盛り上げてしまいました。
隣の踏み切り部分はこれも1mmのスチレンペーパーです。レールと同じ高さでもいいのかと思っていたのですが、レールバスとかギアーカバーが低いものが当たるんですね。