1-3-3. デコーダーを搭載する(BR003 編その2)(DCX74)

BR003のテンダーにDCCデコーダーを搭載している方式だと、カーブでテンダーとの配線が邪魔で時々脱線になってしまいます。そこでDCCデコーダーを本体側に移す加工を行います。

デコーダーを収納するスペースはありませんので、シャーシの一部を削ります。(白線部分)

モーターも外してシャーシブロックを切り刻みました。集電ブラシ部分は支えが無くなってしまうので、シャーシブロックへ接着するしかありません。

とりあえずデコーダーとLEDを入れてみて車体を被せて当たり具合をみます。なんとか車体側は削らなくても大丈夫そうです。

配線もギリギリの隙間を這わせるように配線するしかありません。青と黄色はテンダーの後部ライト用の配線。

車輪を付ければこの状態で試走できます。走行は問題ありませんでした。ロッドを取り付けていないのは、West
Modelのオプションロッドにしている(TIPSの「SLロッド加工」を参照)のとロッド位置による引っ掛かりがあると調整しづらいからです。

ロッドも取り付けて道床付きレールを試走中。オプションロッドは3軸ある動輪の後ろ2軸だけにピンで留まっているだけなので、通常のロッドよりも調整は楽です。それでも微妙にギクシャクするので、左右の動輪をペンチで挟んで捻るという荒業で調整しました(笑)

後進時はテンダーのライトが点くようになっているわけですが、本体側にデコーダーを移したことでここの配線は2本になります。

すべて組み立てた状態。連結部分の配線が2本になれば大丈夫だろうと思ったら、それほど変わりませんでした。う~ん、失敗。

デコーダーの配線をそのまま使っていたので、連結部分だけマグネットワイヤーに取り替えてみます。

いろんな向きに配線を移したりしたんですが、多少はマシって感じですね。あまり改善されません。テンダーに重りを載せれば良くなるんですが、その場合はテンダーを引っ張るだけで精一杯になってしまって何のための機関車なんだか(笑)

現状、解決策が思い浮かびませんのでテンダーのライト点灯は諦めて配線を切ってあります。

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