4-1. 戦時車両について

AFV (Armored Fighting Vehicles)

禁断のページへようこそ(笑)

AFVとはArmored Fighting Vehicleの略です。装甲戦闘車両のことですね。いわゆる戦車とか装甲車といった類を示す場合に用いられます。日本の鉄道模型だとタブーと思われがちなこの分野も欧州では1つの分野として市場があるようです。HOだとLiliputやROCOなど特殊な車両がラインナップされています。個人的な意見ですが、鉄道と戦車両方とも興味があるという人が少ない、また高価な鉄道模型のレイアウトを制作する際に戦場風景のレイアウトを作るってのは無理っていうこともある気がします。もうひとつ融合できない話としては、プラモデル類と鉄道模型のスケールが違うということも上げられますね。HOだと1/87ですが、プラモデルは1/72、1/76が近いスケールになりますし、Nだと1/160に対して1/144が近いスケールとなります。

私も戦場風景を作りたいと思っているわけではないですが、変わった形であるとかドイツの鉄道ではEpoch IIといわれる時代(1920-1945)のひとつの車両として見ていきたいと思ってます。

Zゲージにおける戦時車両

メルクリン製のSLの中にはグレーの戦時色に塗られたモデルがあります。実物には疎いのでグレーが戦時色なんだかはっきりは知りません。写真はメルクリン製のBR42.90です。実際には迷彩塗装や冬期迷彩、そのまま黒なんてのがあったんじゃないかと思います。塗り替えるの面倒だし、どうせ石炭で黒くなることだし・・・いずれにしても煙をモクモク上げて走っていたら迷彩塗装にしてもあまり意味ない気がしますね。

戦時型と申しますか、戦時中に作られて有名な機関車としてはBR52なんですがZゲージでは残念ながらメルクリンではモデル化されていません。BR50が一番近いところでしょうか。BR52もこれの発展形なのでボイラー上のコブを削るとかテンダーをBR42.90から持ってくるとかすれば雰囲気が出るかも。。クルーガー製ではBR52もBR57もあります。

あ、ウソでした(笑)BR52はありましたね。しかもたくさん・・・こちらは88831 戦後のDBカラータイプ。テンダーはBR42と同じチューブテンダー。BR52はBR50の廉価版みたいな存在ですね。

88832インサイダーモデル。デフなしのDRGタイプで戦時色のグレー。ボイラーあたりがツルっとしてますが、戦時中で部品点数を減らしているためですね。だからデフもなし。

88834はOBBタイプです。ちなみに88833はSNCFカラーでこれもBR52なのかは不明。。

88835は復水式テンダー付。1999年限定モデル。復水式テンダーは蒸気を上部に付いたファンで冷やして水に戻す装置。無給水(ってわけにもいかないけど)で長距離を走れるようにするためですね。

88836は戦時色のグレーでデフなし。サイドの配管も違いますね。

88841は戦時色のグレーでテンダーも通常のタイプ。キャブが全然ちがいますね。

こちらはクルーガー製のK5 Leopold。列車砲です。

Z-Panzer製のBR57 Armoured locomotiveです。装甲列車用にBR57に装甲板を追加してあります。模型ではメルクリンのBR50シャーシを使って先導輪部分を切り取り、テンダーを前方にも追加されています。本体、テンダー共レジンによるフルスクラッチモデルです。本体側の内側にはおもりが追加されています。右のようなアルミ製の箱に入ってきます。


1/200ホワイトメタル製車両

前述したように戦場風景のレイアウトを作ろうなんて考えてませんのであしからず(笑)

Zゲージでは他のゲージに比べてストラクチャ類も選択肢が少なくて、なにか利用できないものかといつも悩んでます。そこで登場するのが「駒」(なんのこっちゃ)です。

純粋に模型の分野とも違うのですが、WAR Game(ボードでやるやつ)の駒としていろんな車両やフィギュアが出ています。何分の一という表現よりも、10mm、15mm、25mmといった寸法表記がされていますがZゲージで使えそうなものは10mmの表記がある1/200のものです。いろんなメーカーが出しています。

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