改造も進捗していないのに、今度は作り直しです(^^♪
大小取り混ぜて5作目のレイアウトとなりますが、色の好みというか、皆同じような風景になって代わり映えがしません。
レールと仕上げ材をすべて取り払って、台枠とトラックベッドだけ再利用してリニューアルすることに。
雪景色とか紅葉とかも考えましたが、自信がないのでパス
リニューアルのコンセプトは「殺風景!」(笑)・・・ランドスケープをコルクシートで造ります。
きっかけとなったのは確か2005年の暮(古っ(^^ゞ)、東京藝大美術館の「吉村順三建築展」で展示されていた建築模型でした!
メインの建物は真っ白で、広大な丘陵はすべてコルクシート素地のコンター(等高線)で表現されていました。
いつかはこんな感じでレイアウトを!。。。と構想を暖めていましたが、ずっと踏み切れないでいました。
素材こそ違いますが、NOCHのソーラートランクのイメージです。1985年のメルクリンカタログにもこの手法が見られます。
現在は2mm厚のコルクシートでグラウンドレベルまでの造成途中で、レールを敷設した段階です。
改造のコンセプトから、レールの塗装とバラストは施しません。
まるで「試験走行トラック」みたいな状態で試験走行です!(笑)
レールはすべて更新しましたが、試験走行で判明したことは
(1)レールのジョイント部分で勾配を変更すると、4軸で集電しているDLとかELでは問題ないのですが、BR89とかS3/6ではスロー運転時は集電不良で止まる(レールの山折りとなる部分で)。
ジョイントの下り側に薄いライナーをかませて山をなだらかにして解消。
(2)バラストで固着していないので、明らかに走行音が静かで、滑らかな走りとなった。
(車両による走行音の差が少ない)
(3)Faller282912の橋梁はトラスを外側に貼り付けても前後がR145なので、客車はごくわずかに接触する。
内側の角を1mmほど削り落としました。
ループはR145、3.5%勾配です。(8510一本当たり4mm登る)
久しぶりに出番が来た8102のSL編成(S3/6+テンダー+客車3両)では、スロー運転でもスリップせずに登ります。ただし、レールにちょっとでも手油等があるとスリップしはじめます。
BR120ではシルバーリンゲの客車と制御車の3両でプッシュ運転でも問題なく登ります。
26m級の客車は、はみ出しが大きくて見苦しいので、あまり走らせる気にはなりませんが。
やはりこのサイズのレイアウトではBR89、BR260、レールバスなんかがお似合いです。
今後はコルクシートの裁断と接着の繰り返しで地形を造っていきますが、立体をイメージするのはなかなかむずかしいですね。