自作車両第一号

2007年1月1日以前の旧サイトからの記事です。

小さい系好みの私は、かがみさんのHPで紹介されているET194にすっかり惚れ込んで、関西オフミの時にはTOTOさん持参の同車両で遊ばせていただきました。その後、ななつぼし☆さん他、車両を自作される方がおられるのを知り、「信じられん・・・」と思いつつも、「やってみるか!」と無謀な挑戦を決意しました。
作りたかったのは、HGe3/3(たぶん)という小さな電気機関車。知人のスイス土産にもらった鉄道雑誌に載っていたものです。
設計図はなし。ボディは0.5ミリのプラ板、足回りはBR89を流用。ボディの大きさは台車に合わせ、高さその他は手持ちの同じような大きさなの客車を参考にしました。窓はカッターで切り出し、ヤスリで形を整えるのですが、いかんせん小さいので思い通りにいきません。はじめは相当楽観して始めたのですが、思いの外厳しい道のりになりました。いくつかの写真を見比べてみると、製造番号らしきものによって窓の位置や数、形状がすこしずつ違っているようでした。そこで、窓の位置にあまり変化のなさそうな25号機(たぶん)を選びました。

途中もっと写真を撮っていたつもりなのに、なぜか一気に完成写真になってしまいます(笑)。といっても、細部の色差しはこれからです。プラ板を組み合わせ、屋根を乗せ、塗装・・・。それだけかい!と突っ込まれそうですね(恥)
パンタグラフは飾りです。架線集電はできません。そこまでの工作技術がないからです。
側面です。写真を見ると、窓と窓の間、真ん中になりますが、電気機関車によく見られる空気取り入れ口のような窓がありました。これは、針でプラ板を削ってそれっぽく作ってみました。
扉は、カッターとヤスリで0.2ミリくらい削ってそれとわかるようにしました。扉についている手すりは、プラ棒をライターであぶってビヨ~ンと引き延ばして作りました。プラモデル作りの基本技ですね。
右端には屋上に上るハシゴがありましたので、これもわかりやすいアイテムなので再現。手すりと同じくプラ棒で。ただ、少し誇張しようと太めに作りました。実際はもっと控えめのようです。

当初はもう少し忠実に再現したいと思っていたのですが、鉄板のつなぎ目やリベットの再現は計画通りにはいきませんでした。一度は薄いプラ板を使って表現してみたのですが、まるでへんてこなものになってしまったので削り取りました。鉄板のつなぎ目なんかは目立つ箇所で、これを表現するだけでもかなり違うと思われました。次回作ではなんとか工夫したいと思っています(次回作があるんかい?)。
また、実車の屋根のカーブはもっとゆるやかで、正面から見たときは実車とはだいぶ違ってしまいました。これは、モデルにした客車の屋根のカーブを模してしまったせいです。これも課題です。
ライトなんかもつくともっと格好良くなるんでしょうね。かがみさんのBR89改造を参考に勉強します。
手すりや屋上機器、はしご、空気取り入れ口の墨入れなどはこれからです。
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